Gallery MORYTA

河原朝生 展

Asao Kawahara Exhibition

2005年11月 5日(土) - 11月27日(日)
河原朝生 展

静謐感をたたえた奥行きの深い世界を描き続ける画家・河原朝生展を開催。
からりと乾いて謎めいた、何かが起こりそうな空間。そこには生活感も時間もなく、神秘的な謎の世界が生まれ、ひとつの宇宙が存在している。

■ プリミティブな聖域


 現代美術の範疇からは一歩離れ、静謐感をたたえた奥行きの深い世界を淡々と描き続ける画家・河原朝生展を開催します。ただ緊密に、寸分のすきなく描き込まれた空間に、何の脈絡もなくボッと映像が浮かぶ。その断絶感が河原朝生の世界です。


  20代のほとんどを日本から離れ、イタリアで暮らした河原はキリコやカルロ・カルラらイタリア形而上絵画のからりと乾いて謎めいた、何かが起こりそうな空間の感触が肌に合ったと言います。
 
 
 直線の上に、きちんとした身なりの人が直立している、一見するとバランスのいい彼の作品です。しかし、「僕はどうも平衡感覚が欠けていまして、アーチで画面を囲ったり、宗教画のように画面の真ん中に描いたりしないと不安なんです。」と河原は語っています。そこには生活感も時間もない、神秘で謎の世界が生まれる。ひとつの完結した宇宙が存在します。


■ Opening 11月5日(土)pm5:00~ 「河原朝生を囲んで」